横審委員に意欲? =「営利主義」相撲協会に苦言−石原都知事(時事通信)

 「都知事は横審の委員だった。わたしも言われたが2度断った」。東京都の石原慎太郎知事は29日の記者会見で、過去に大相撲の横綱審議委員への就任を打診されたことを明らかにした。
 そして、日本相撲協会の理事選に立候補した貴乃花親方(元横綱)には「共感するところは多い」とエールを送ったが、同協会に対しては「営利主義に走りたがが緩んできた」と苦言を呈した。
 さらに知事は「伝統文化を守るため今からでもなろうかな、横審の委員に」とぽつり。「いや、ノーサンキューだけど」と即座に否定したものの、近年は不祥事が相次いでいる角界の現状には我慢がならない様子だった。 

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殺害準備の過程を詳細に書き込み「準備完了」(産経新聞)

【法廷ライブ 秋葉原17人殺傷 第2回】(6)

 《加藤智大(ともひろ)被告(27)がインターネット上の掲示板に書き込んだ内容を、検察官が次々と読み上げていく。「みんな死んでしまえ」などと殺人の予告を思わせる書き込みをしていた加藤被告。閲覧者は減っていったが、それに対する怒りを書き込んでいるのが分かる。事件を起こすまでの加藤被告の心理状態が分刻みで再現されているようだ》

 検察官「(平成20年)5月31日6時1分37秒、ネットいじめ」

 検察官「同じ日6時21分43秒、だれもいなくなった。ねらい通りなんでしょ」

 検察官「5月31日6時22分28秒、少しだけ書いてくれる人がいたけどいなくなった。してやったりなんでしょ」

 《こう書き込みが続いた後、加藤被告は怒りを爆発させるように、「ふざけんな。やるならできるだけ他人を巻き込んでやろう」「目標100人くらい」などと殺人を予告するような書き込みをしている》

 検察官「6月4日0時58分11秒、オレが事件起こしたらみんな『まさかあいつが』って言うんだろうな」

 検察官「6月4日0時58分58秒、『いつかやると思ってた』そんなコメントするやついたら、そいつは理解者だったかもしれない」

 検察官「6月4日1時7分4秒、『現実でも1人、ネットでも1人』と書き込んでいます」「6月4日1時43分23秒、ブサイクだから。終了」

 《加藤被告は、手元に持った紙に目をやり、何か書き込んでいる。さらに、検察官による書き込みの読み上げが続く。派遣会社で働いていた加藤被告が、一度は「派遣先が変わる」と告げられながら、再び同じ工場で働くように伝えられた際の心理が、書き込まれている》

 検察官「6月5日4時52分41秒、ああそういえばクビ延期だって」

 検察官「6月5日4時53分22秒、別におれが必要なんじゃなくて、新しい人がいないから取りあえずクビは延期なんだって」

 検察官「6月5日5時5分5秒、今までそうやって耐えてきた。もう半年だし、そろそろ限界」

 検察官「6月5日5時49分51秒、なんだかんだでちゃんと出勤するオレって何なの」

 《派遣先に行ったら、作業着がなかった際の書き込みも読み上げられる》

 検察官「6時17分3秒、作業場行ったらつなぎ(作業着)がなかった。やめろってか、分かったよ」「あざやかに帰宅。やってらんね」

 検察官「6時21分、すんなり出れたし。守衛は出る方にも気を使わなきゃだめだよ」

 検察官「6時31分11秒、お前らクビ切っておいて人が足りないから来いだと」「おかしいだろ。つなぎ発見したってメールきた。隠していたんだろうが」

 検察官「7時12分53秒、会社のやつが部屋に先回りしている予感」

 検察官「7時43分53秒、『やっぱり会社のやつがいた。つなぎあったよだと。自分で隠しておいてよく言うよ』と書き込んでいます」

 《この後、殺害の具体的な準備をする様子を再現するような書き込みが続く》

 検察官「8時48分1秒、スローイングナイフを通販してみる。殺人ドールですよ」

 検察官「6月5日10時44分23秒、明日福井に行ってくる」「往復2万かまあいいや」「犯罪予備軍って日本にはたくさんいる気がする」

 検察官「6月5日12時2分14秒、ちょっとしたきっかけで犯罪者になったり思いとどまったり。やっぱり人って大事だと思う。人とかかわり過ぎると怨念(おんねん)で殺すし、孤独だと無差別に殺すし。難しいね」

 《検察官は「その1分後ですが…」と断って、次の書き込みを読み上げる》 検察官「だれでも良かった、なんか分かる気がする…。東京の道路ってめんどくさい」

 検察官「6月5日12時33分21秒、トラックで行くのは無謀かもしれん」

 検察官「12時39分36秒、在庫ないのか。残念」

 《在庫とは、ナイフのことなのだろうか。はっきり分からないが、加藤被告は翌日、福井で凶器とされるナイフを購入している》

 検察官「13時6分36秒、片道4時間か」

 検察官「6月5日15時23分、ちょっとしたことで切れる、幸せな人がよー言う。いつも悪いのはおれ。いつも悪いのはおれだけ」

 検察官「6月5日18時59分30秒、一歩踏み出したら後は行くだけ」

 検察官「19時2分58秒、取りあえず明日は頑張ってみるよ」

 《書き込みの読み上げが続く。事件2日前になると、加藤被告はかなりはっきり殺人予告を行っている》

 検察官「6月6日0時3分1秒、着信20件とかふざけてるだろ」

 検察官「6月6日2時48分47秒、やりたいこと殺人、夢、ワイドショー独占」

 検察官「6月6日2時54分4秒、工場で大暴れした。被害が人とかじゃなくて良かった」

 検察官「同じ日の3時4分56秒、あ、もしかしてこのスレとかもさらされるのかしら」

 《加藤被告は書類に目を伏せ、なにやら書き込みをしている。表情は変わらない》

 検察官「6月6日8時15分8秒、0826のこだまに乗れる。乗り換え5分でひかりに」

 検察官「6月6日20時49分55秒、ナイフ5本買ってきました」

 検察官「6月7日8時3分27秒、今日は秋葉原。お金をつくりにいく」

 検察官「6月7日13時14分32秒、レンタカーに空きがなかった。トラックじゃ仕方ないかも」

 検察官「同じ日の13時16分38秒、車がないとお話にならないんだが。13時23分、あまり軽いのだと困るし」

 検察官「6月7日15時35分23秒、大きい車借りるにはクレジットカードがいるようです。どうせおれは社会的信用なしですよ」

 《殺害に使うトラックを借りようとして、一度は借りられなかったことが、書き込まれている》

 検察官「同じ日の16時1分33秒、小さいころからいい子を演じさせられてきたし、だますのには慣れてる。悪いね、店員さん」

 検察官「6月7日16時3分57秒、無事借りれた。準備完了だ」

 《被告は手元の紙に目を落としたまま、左手で鼻をこすった。表情は変わらない》

 検察官「6月7日19時33分56秒、明日は運転するんだからお酒は控えめに。死ぬ気になればなんでもできるだろ、死ぬ気にならなくても何でもできる人のセリフですね。もっと高揚するかと思った。冷静な自分にびっくりする」

 《検察官は、さらに書き込みの読み上げを続ける》

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 31日午前11時20分ごろ、福岡市中央区那の川のスーパーマーケット「サニー那の川店」の男性店長から「生後間もない赤ん坊がトイレに放置されている」と110番があった。福岡・中央署員が駆け付けたところ、1階女性客用トイレの個室床に、へその緒が付いた裸の男児が、ビニール袋のような物にくるまれて置かれていた。既に心肺停止しており、消防隊員が死亡を確認した。同署は身元の特定を急いでいる。

 署によると、遺体は午前11時ごろ、女性店員が見つけたという。生後数時間とみられ、目立った外傷もなかった。トイレの床や壁などに目立った血痕もなかったという。

 同店は24時間営業。市中心部に近い住宅街にある。

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 自民党の谷垣禎一総裁は29日午前、山崎拓前副総裁(73)と党本部で会談し、「(70歳)定年制を守れという強いアピールがあり、党内をまとめるために協力願いたい」と述べて、今夏の参院選比例代表候補として公認しない考えを伝えた。山崎氏は「重く受け止める」と受け入れた。

 会談後、山崎氏は今後の対応について記者団に「すべて現時点では白紙だ」と語った。大島理森幹事長は29日、片山虎之助元総務相(74)と保岡興治元法相(70)にも公認しない方針を伝えた。【田所柳子】

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「息子の人生返せ」=遺族、被告に変わらぬ怒り−対話求める被害者も・秋葉原事件(時事通信)

 「息子の人生を返せ」。7人が死亡、10人が負傷した秋葉原無差別殺傷事件から1年7カ月がたった。遺族の中には心の傷が癒えず、加藤智大被告(27)への変わらぬ怒りを口にする人もいる。一方で、被告と対話を求める被害者も現れた。28日の初公判を、遺族らはさまざまな思いで迎える。
 大学生の息子を亡くした父親(55)は、今でも事件当時のことをよく思い出す。大学病院で遺体と面会したこと、遺骨の前で家族が泣き崩れたこと…。「もっと勉強したり、友達と遊んだりしたかったろうに、突然人生を奪われた。そんなことをする権利があるのか」と憤りをあらわにする。
 加藤被告から受け取った謝罪の手紙への感想は複雑だ。犯行当時の記憶がないとしていることは許せないと思う一方、「死刑は当然だ」と書いたことに、「ようやく人間らしさが芽生えたのかもしれない」とも感じる。公判では遺族として意見陳述し、これまでの思いを直接ぶつける予定だ。
 一方、加藤被告に手紙を返したのは右脇腹を刺され重傷を負った元タクシー運転手湯浅洋さん(56)。「受け取った手紙の内容もまとまっているし、印象は普通の子だということ。どうしてあんな事件を起こしたのか、もっと知りたかった」と理由を説明する。
 便せん4枚に、刺された時の状況や事件への思いを書き、最後に「もっと君を見せてくれませんか」とつづった。「被告がどんな人物かが分かることが、再発防止の第一歩。公判が始まっても手紙を出し続けるつもりです」と話した。 

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